ClipStudioPaintの設定ファイルの保存先を知っておくと、何かと都合が良いので覚えておきましょう。
ちなみに、Windows版についてはこちらで紹介しています。
Mac版の設定フォルダについては分かりやすく、ファインダーないの『書類』に収納されています。

FINDER内の『書類』⇒『CELSYS』フォルダが存在します。
これがClipStudio関連の設定ファイルの保存先となっています。

『CELSYS』フォルダーの中身を開くと、上記のようにいくつかのフォルダが存在し、『CLIPStudioCommon』の中にClipStudioの設定ファイルや素材データが収納されています。
この、『CLIPStudioCommon』フォルダの中には、さらに下記のようなフォルダが存在し、それぞれ設定ファイルが収納されています。
- Document:CLIPSTUDIOを起動している時に新規作成し、保存したことのある原稿データの情報が保存されます。
- DocumentDB:Documentのデーターベース管理ファイルが保存されます。
- Material:各素材、カラーパターンや3D素材などもこのフォルダに保存されています。
- MaterialDB:Materialのデータベース管理ファイルが保存されます。
- Preference:CLIPSTUDIO(ランチャーソフト側)の設定が保存されている模様)
- PrintCoInfo:CLIPSTUDIOに表示されるニュース情報が安全かどうかのセキュリティ警告への設定が入っている様子。
このフォルダの扱いについては、Windows版のページで紹介していますので、そちらを参考にしてみてください。
各パレットや様々な設定の設定保存先

『CELSYS』フォルダーの中身を開くと、上記のようにいくつかのフォルダが存在し、『CLIPStudioPaintVer1_5_0』の中にClipStudioPaintの各パレットごとの設定ファイルなどが収納されています。
CLIPStudioPaintVer1_5_0フォルダの中には、例えば以下のようなフォルダが存在し、それぞれの設定ファイルが収納されています。
- Action:アクションパレットの設定を保存しています。
- BrushPreset:プリセットに登録されたブラシの形状
- BrushSize:ブラシサイズパレットの設定
- ColorHistory:カラーヒストリーログを残しておけます
- ColorSet:カラーセットパレットの設定
- FontCollection:フォントコレクションの設定
- GradationSet:グラデーションセットの設定
- Shortcut:ショートカット設定
- WorkSpace:ワークスペースの設定
上記のフォルダをまとめてバックアップ取って置き、何かあったときにまとめて差し替えると、設定を復元することが簡単にできてしまうので便利です。
ちょっとした時にも便利ですので、ファイルをバックアップしておきましょう。
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