クリスタ3Dのパース設定について


この計算機について

ClipStudioPaintの3D設定にある、パースの数値を割り出すために使用する計算機となります。

使い方は以下の通りとなります。

使い方

クリスタで3Dを扱っていると疑問に思う、サブツール詳細の設定の中にある『パース』項目。

クリスタの3Dカメラ設定『パース』

何となく画角を決めているような気はするけど、どのような数値を設定するべきなのかわかりません。

そこで、この数値がどんな設定になっているのか調べていると、Ver1.6.0にアップデートされた時に公式で解説されていました。

Ver.1.6.0以降の新3Dデータ読み込み形式においては、縦画角をαとすると、パース値は以下の式で表されます。
100tan(α/2) / tan(80°)

https://www.clip-studio.com/clip_site/support/faq/detail/svc/52/tid/87549

この説明を見て理解できる方は、正直ほとんどいないんじゃないかと…。とはいっても、公式で解説するにしても難しい内容だよなと思うので、とりあえず計算機を作ってみました。

基本的に、50mmなどの焦点距離を計算する場合は、35mmフィルム(フルサイズセンサー)であることを前提としているので、デジタルカメラで言うところのセンサーサイズが36mm×24mmのフルサイズセンサーを想定した計算機になっています。

なので、この計算機、原稿の比率も3:2比率でないと意味がないと思ってください。どういうことかというと、カメラを通した画が原稿に出力されているイメージなので、フィルムが3:2比率が基本なので、現行の比率も3:2の設定じゃないと合ってくれません。

実際に写真上に3Dキャラを合わせてみた図がこんな感じです。

クリスタのパース設定を調整し実際に写真に合わせてみた図

ポイントは、カメラの設定操作で床と床を表すグリッドの面をだいたい合わせることです。
これによってパッと見た感じ、キャラクターは床に設置され、違和感がない感じになっているのではないでしょうか?

また、クリスタの3Dパース設定の下に、『連動してカメラを前進・後退』という項目がありますが、カメラのレンズを意識して3Dを配置しようとする場合、この設定にチェックが入っているとカメラが勝手に移動されてしまうので、意図した絵にならない場合があります。

35mm換算で考えたレンズ設定を意識するならばチェックを外しましょう。

とはいっても、基本的に漫画のコマに使うという前提の場合は、そもそもこの計算機自体意味が無いので気にするような設定ではないのかもしれません。

もしも使い方を考えるとすると、最初に写真に合わせた配置をした後にトリミングして使うくらいですかね…?

とりあえずカメラをやっている人間としては、気になったので作ってみたのでした。

そのうち、もうちょっと3Dの配置について紹介する記事を書いてみたいと思います。

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